私は仕組み預金や仕組み債は嫌いです。
私たちに不利な仕組みだから。
じゃあ、誰が有利なの?
私は販売元の銀行や証券会社だと思ってます。
銀行や証券会社が自社のホームページでお勧めしてる時点で疑いましょうね。
クレジットカードのリボ払いやオンライン明細と同じパターンです。
そもそも、預金なんて名前で私たちを安心させようとして。。。
解約制限付きデリバティブ債とか
複数条件参照型株式転換条項付きデリバティブ債にすれば良いのに。
私たちが近寄りにくい難しい名前。。。
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仕組み預金や仕組み債の特徴。。。
【1】満期は好き勝手に決められちゃうの
ちょこっとだけ高めの金利で釣っておいて
金利がそのままなら1年で終了。
金利が上がりだしたら、満期は1年づつ延長。
年利5%で解約自由な普通預金があるのに、
年利1%の仕組み預金を解約できないみたいな感じ。
ただ、金利に関する見通しに明るい人は例外です。
1年目ぐらいは高金利だし。
参考例としてはじぶん銀行のステップアップ定期預金。
私は預けません。
しかも金利はかなり控えめ。
【2】都合が悪いと株式や外貨にされちゃうの
株価が値下がり、円高になってるときは株式や目減りした外貨で
返ってくることがあるようです。
参考例としては住信SBIネット銀行のオセロって言う外貨仕組預金。
私は預けません。
【3】株価や金利が上がっても余り儲からないの
おいしい所は銀行や証券会社が持っていくようです。
そして私たちには残りカスを押し付けるの。
参考例としてはSBI証券で販売されている債券。
株価が上がっても私たちの取り分は少ないのに、
株価が下がると私たちに嫌な所はしっかりと押し付けてくる債券です。
この金融商品を買うのと同時に
ファーストリテイリングの株式を空売りしたとしても
値下がり時は損失を多少減らせるけど、値上がりしちゃうとダメみたい。
値上がり幅は制限ないけど、金利は7.50%で固定だから。
【4】私たちの都合で解約すると大暴落
預金が大暴落って考えにくいよね。
株式や投資信託が大暴落はたま~にあるけど。
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私は分からないうちにリスクを取るなら、
はっきりと分かる形でリスクを取る方が良いと思うの。
仕組み預金や仕組み債は分からないうちに
リスクを取らされた上にリターンには制限付き。
株式はリスクがあると認識してリスクを取り、リターンは無制限。
とは言え1年で10倍になる株はごく少数です。
リスクの取り方は人それぞれだけどね。
仮に株で損したとしても儲けるための機会の参加代金と考えれば納得。
含み損は損じゃないし、含み益も利益じゃないし。
投資って金融機関や雑誌に勧められたものを買ってると
損するような感じがします。
私は買った事無いけど。
ただ、説明が上手なので妙に納得させられちゃいそうですけどね。
そもそも儲かるなら人に知らせないだろうし。
宣伝してくる時点で疑いましょう。
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